その他のカスタマイズ : 手動で画像を貼り込む
    ピクチャーを貼り込む」の項で説明したドラッグ&ドロップによる操作ではなく、以下の方法で「手動」で画像を貼り込むこともできます。

    ※ 作業はARENAを終了してから行ってください。

    ・所定の場所に画像ファイルを保存する
    ARENAを終了し、FinderでARENAの入っているフォルダを見ると、その中に「Users」というフォルダがあります。Usersフォルダの中には、ARENAを利用するユーザーごとにフォルダが作られます。

    このUsersを開くと「Main」、または設定したユーザー名の付いたフォルダがあるはずです。さらにそれを開くと「Top」というフォルダがあります。フォルダの階層構造は、以下のようになります。

     ARENAのアプリケーションがあるフォルダ
       Users
         Main(などユーザー別フォルダ)
           Top

    このTopというフォルダが、ARENAを起動したときに最初に表示されるTopウインドウに対応しています。Topウインドウに絵を貼り込むには、このフォルダの直下に、「picture.png」もしくは「picture.jpg」または「picture.pict」という名称で、画像ファイル(PNGファイルもしくはJPEGファイルまたはPICTファイル)を保存すればOKです。

    画像を保存し、ARENAを起動し直すと、Topウインドウに画像が表示されているはずです。

    Topフォルダ同様に、他のフォルダでも、対応しているFinderの階層に上記のルールで画像ファイルを保存しておけば画像を貼り込むことができます。

    ・画像の形式
    画像は、PNG形式もしくはJPEG形式またはPICT形式のファイルを使います。

    256色などのパレットを使った画像(例えばベタ塗りが多いイラスト)では、PNG形式が適しています。PNG形式には、Adobe Photoshop 4.0以降やGraphicConverter(http://www.lemkesoft.de/からダウンロードできます)など、主要なグラフィックスソフトが対応しています。

    JPEG形式はフルカラー画像用のフォーマットで、一般の写真(自然画)に適しています。

    PICT形式はマックにおける汎用的な画像フォーマットですが、一般に、PNGやJPEGに比べてハードディスクに占めるファイル容量が大きくなります。

    ・Topウインドウの左上隅が起点
    画像はTopウインドウの左上隅を起点に貼り込まれます。白バックの画像を作るときには余白も考慮しておくのがよいでしょう。

    ・メモリー割り当て
    大きな画像を貼り込んだ場合には、ARENAの割り当てメモリーを大きくする必要があります。Finderのアップルメニューから「このコンピュータについて...」を選択し、ARENAのメモリー使用状況を確認しながら、適切な量のメモリーを割り当ててください。

    ・パターンとして貼り込み
    「picture.png」や「picture.jpg」などではなく「pattern.png」などというファイル名で画像ファイルを保存しておくと、その画像は繰り返しパターンとして表示されます。

    このようなバックグラウンドパターンを利用する場合には、64×64か128×128ピクセルの大きさの画像ファイルを推奨します。


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